彼女へのお土産は「猪肉」ー猪肉の牡丹鍋の話
どーも、こるーです
段々と冷え込む季節になってきましたね
なんとなく外の空気が冬の匂いになってきた感じがしてます
冬の匂いがするという話を人にしても理解してもらえません、わかってくれる人っていないですかね…
僕は夏生まれなので冬が嫌いなのです
でも、唯一好きな点として鍋が美味しく食べられることがあります
冬に食べる鍋はどの季節の鍋よりも美味しい気がするんですね
ですので、冷え込んできたし美味しく食べられる鍋の話でも書こうと思い立ったのですが、今回はちょっと変わり種、以前に作った猪肉の牡丹鍋を紹介します
僕は帰省するたびに彼女にお土産を買っており、今年9月に帰省する予定が入っていたので、お土産は何がいい?と彼女に聞いたところ猪肉を食べてみたいというリクエストがありました
常人が猪肉をリクエストされると絶対に困ると思うのですが、僕はド田舎出身の超人なのでギョイしました
というのも、ド田舎では猪肉はご近所から自然と流れてくるものです、猟の時期になれば自ずとお裾分けしていただけます
帰省時、母に猪肉ある?と確認したところ去年の冷凍物があるとのことだったので約400gほど貰うことができました
また、おすすめの料理を聞いたところ牡丹鍋がうまいとのことだったので、猪肉の牡丹鍋を彼女に作ってあげることにしました
実家から自宅に戻り、さっそく解凍してみることに
皮付きの真っ赤な身
脂肪はほとんどなく、牛肉以上に真っ赤な身
付いている皮はかなり固めです
そして、少し獣臭い…臭いを嗅いだ彼女は少し引いていた様子でした、、
これ、お土産としてどうなんだろうか、少し後悔の念が…
まあ、やっていきましょう
以下、レシピです
材料(2人前)
・猪肉 400g
・小松菜 3束
・にんじん 1/2本
・大根 1/4本
・えのき 1束
・しいたけ 3〜4個
・長ねぎ 1本
・生姜 少々
・水 1L
・醤油 50cc
・薄口醤油 または 白だし 70cc
・みりん 50cc
・料理酒 100cc
作り方
①猪肉は可能な限りの薄切りに、野菜は適当に切ります
なんとか猪肉は綺麗にできた?気がします
彼女からは大絶賛だったのでヨシッ
②水を入れた鍋を火にかけて沸騰させ、生姜と猪肉を入れてアクを取りながら20〜30分煮込みます
母いわく、猪肉は煮込めば煮込むほど柔らかくなり、旨味がスープに出てくるとのこと
30分徹底的に煮込みました
③調味料と大根、にんじんを入れて10分ほど煮込みます
④根菜に火が通ったらその他の野菜を入れて少し煮込んだら完成です
ドーン
今回、猪肉の旨味を味わってみたかったのでしいたけ以外にだしになるものを入れていません
しかし、解凍時の猪肉がまあまあ獣だったので猪肉を完全には信頼できず、料理酒と生姜を多めに入れました
果たして…
まずはスープから一口
お、おおお、出てる、旨味〜
しいたけと野菜の味が染み出しているものの、それを遥かに超越した旨味が確かに存在しています…
しかも臭みは一切なし!
むしろ少し生姜の香りが強すぎるので、もっと猪肉を信頼して多めに入れなきゃよかったと悔やまれるほどにクセがないです
要は、めっちゃうまい
彼女も最初は恐る恐るスープをすすっていましたが、二口目からは猪肉へ信頼を寄せ、がぶ飲みしていたので気に入ってくれたようです、V
次は具材を卵にくぐらせて…
猪肉、いきます
うんめえな本当によお
かなり繊維質な豚肉といった食感、でも長めに煮込んだことで柔らかくなっています
硬かった皮も少し柔らかめのミミガーみたいになっており、コリコリした歯ごたえが本当に心地よいです
何より、肉も全く臭みがなく、肉本来の味が濃いです、最高だあ
最初は猪肉をお土産にしたことを少し後悔しましたが、彼女はかなり大満足でした、良いお土産になったな、本当によかった
次は鹿肉を食べてみたいとのことだったので、次帰省した時のお土産に決定です
それに加えて、猪の猟は冬が本番なので年末年始に帰省したらより新鮮な猪が貰えるかも!などと食い意地が一曲弾けるくらいに張ってます、ジャガジャーンとね、、
これから寒くなります、完全な鍋シーズンがきますね
鍋の何が良いかと言うと、個人的な意見としては、鍋に具材放り込めばできちゃう手軽さ、かなりお腹いっぱいになる、全く飽きないバリエーションの豊富さかなと思います
本当に鍋おすすめです
鍋レシピもこれからあげていきたいと思うのでぜひ見てってください
猪肉はこれからがシーズンなので、食べてみたい方はぜひ牡丹鍋でどうぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございました