ロマン飯?〜甘夏の砂糖漬け&マーマレード〜
どーも、こるーです
さて、久々のロマン飯企画をやっていきます
しかし、今回はロマン飯?なのかな?って感じのやつでして、ちょっと趣向が変わっています
今回調理したのはこちら
近所の激安八百屋さんで売ってあった甘夏です
この八百屋さん、本当にやたらめったらに安くて、玉ねぎも5個70円とか、キャベツ1玉80円とか…本当に経営できているのか消費者目線からも心配になります
この甘夏もかなりの大きさのものが5個入って100円、ファンタスティックです
しかし、心配なのは味
どうせ酸っぱいやつなんやろ?と思いながらとりあえず一個皮を剥いて食べることに
甘い!うん、甘い!甘い!甘い!
フラグ回収済み
ただ、5個もあるのでせっかくなら何か作りたい…
そう思い立ち、今回はこのうち2個を使って甘夏の砂糖漬けとマーマレードを作りました
しかし、ひとつ懸念が
これってロマン飯なのか?
ロマン飯の定義として、たくさんの食材を豪快に、かつとことんこだわって作る!というのを掲げていましたが、正直今回のレシピはロマン飯にしてはとても簡単です
これって成立するのかな…?
不安ながらも食べたかったのでとりあえず進めることに
では、まず、甘夏の砂糖漬けの方から
材料
甘夏の実の方 2個分
グラニュー糖 大さじ5
作り方
①甘夏の皮と薄皮を頑張って剥き、実を取り出します
これめっちゃ大変、彼女が手伝ってくれました
僕作、形が歪
彼女作、きれい
②実をトレイに入れて、砂糖をまぶし、軽くトレイを揺すって混ぜる
③半日ほど冷蔵庫で寝かせる
こんだけです、本当に簡単でしたね
一応個人的にこだわった点がありまして、それは砂糖の種類です
一般的な砂糖である上白糖は甘味もありますが、コクを引き立たせる砂糖でもあります
しかし、今回は果実なので、コクをプラスするよりはよりフレッシュでスッキリした甘さの方がいいかも、と思いました
そこで、上白糖の代わりにグラニュー糖を加えることでより果実のフレッシュさを出そう!という作戦です
さて、寝かせている間に今度は残った皮を使って甘夏のマーマレードを作りましょう
材料
甘夏の皮 2個分
上白糖 大さじ3
グラニュー糖 大さじ5
水 200ml
作り方
①甘夏の皮を細かく刻みます
この時、細かく切ると皮の食感が残り、みじん切りにするととろみの強いマーマレードができます
今回は細かく刻みました
②鍋に皮と被るくらいの水を入れ、沸騰させてから3分煮てざるにあげます
これを2回行います
これは茹でこぼしという作業です、皮についてる白い部分は煮込むとトロトロになってすごく美味しいのですが、苦味がとんでもなく強いので茹でこぼしを行わないと苦すぎるマーマレードができてしまいます
サボらずに頑張りましょう
めっちゃきれい…
③鍋に皮と水、砂糖を全て入れて水気が飛んでとろみが出るまで煮込みます
これで完成です
綺麗な黄色に仕上がりましたね
さてさて、冷蔵庫で半日寝かせた砂糖漬けもいい塩梅になりました
砂糖が馴染んで汁気が出ています
では、実食です
まずは甘夏の砂糖漬けから
美味しい、優しい甘さです、それでいて果実のフレッシュさは生きています
缶詰のみかんに似ていますが、この甘さとフレッシュさは手作りだからこそですね
マーマレードはホットケーキと一緒に
これも優しい甘さ、でも、砂糖漬けよりも甘夏の香りが強く、柑橘のスッキリした香りを楽しめます
あと、普通にホットケーキ美味しいです
今回のレシピは結局ロマン飯だったかと聞かれると、僕は充分にロマンがあったと思います
休日に甘夏を剥いて、砂糖で漬け込んだり、皮を切って煮詰めたり、甘夏から溢れ出る香りが部屋いっぱいに広がり、カーテンから差し込む陽射しを浴びると多幸感に包まれました
ここが一番のロマン?だったかなと
もし安い値段で果実が売ってあったら、買って色々調理してみるのもいいですよ、部屋がいい香りになります
ここまで読んでいただきありがとうございました